「映像と音」に関する庵野秀明の考え方: 序破Q

過去の発言を引用して庵野秀明の「映像と音」に関する考え方について検証する

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アニメ、あるいは映画における“音”の重要性について、庵野秀明氏が考え方を示した発言を、2つ引用。

映像、特に劇映画にとって「音」は、ものすごく重要です。
中でも主題歌がかかるタイミングは、ことさら重要です。
今回、主題歌の入るタイミングだけは、監督を始めた瞬間から決めていました。幾度となく変化していった脚本・台本の中で3年間一度もブレる事なく完成画面に至った唯一のシーンでもあります。

(中略)

遠藤さんの劇伴(BGM)もまた、極めてグーです。
映像世界の感情面は、音楽が作っているといっても過言ではないと思います。

キューティーハニー公式サイト チュクチュク・トークより)

アニメは実写に比べると、絵の動きの情報量には限界があります。それをカバーするのが音です。効果音がなかったら、絵に描かれたものの質感は表わせません。“アニメは最終的には音である”と思っているくらいですが、

(以下、省略)

(ニュータイプ 2003年2月号より)

上が実写映画「キューティーハニー」に関して、下がリニューアル版「新世紀エヴァンゲリオン」に関して。

おそらく映像世界の感情面は、音楽が作っているといっても過言ではないアニメは最終的には音であるの部分が、端的に庵野氏の“映像と音”に関する考え方を表していると思う。

観た限りで「ハニー」に上記の発言のようなこだわりは、残念ながら感じられなかったが、「シト新生」REBIRTH編のクライマックスで、円を描いて飛ぶエヴァ量産機のシーンで流れ始める「魂のルフラン」には感動した覚えがある。

「エヴァンゲリオン新劇場版」公開まで、半年以上。前編のコンテは完成しているらしいので、既に主題歌挿入シーンは決まっているのだろうか。できることならば、「魂のルフラン」の感動を、是非もう一度味わいたい。今度は勿論、劇場で。

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