少年エース 2006年10月号 感想: 序破Q

少年エース 2006年10月号掲載 『新世紀エヴァンゲリオン』の感想

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2日遅れで購入。今月号は「貞本エヴァ」が載っていたので、感想を書きます。

…あれ?「貞本エヴァ」はいつから隔月連載になったのでしょうか。最近では6月号、8月号に掲載されていました。本当に「隔月連載」にしてしまえばいいのに。

以下、ネタバレ注意。

「新世紀エヴァンゲリオン」 STAGE.73 辿り着いた境界線

前回まではTVアニメ版と同じ構図が続き、まるで焼き直しのようだったが、今回は同じ場面であっても構図を変えていて、ひと安心。ストーリーもほとんどアニメ版と同じになってきているので、せめて構図ぐらいは変えてもらわないと、マンガ家としての「貞本義行」の名が廃るというもの。

扉絵をめくって、最初のページへ。プログナイフで攻撃をする初号機、それに対してA.T.フィールドを展開するカヲル。1ページを丸々使い、非常に迫力があった。しかしながら、その後の初号機と弐号機の戦闘を、もう数ページ使って描いて欲しかった。

ターミナルドグマに初号機と弐号機が落下、先に進もうとするカヲル、止めようとする初号機。次のページの最初のコマでは「ガクンッ」という擬音と共に何かが初号機を止め、次のコマでシンジの顔、次に初号機の足首を掴む弐号機、次に弐号機の頭部。展開のテンポが心地良く、かつ丁寧に描かれていて良かった。初号機がカヲルを追おうとして、それを弐号機が止めたという状況が分かりやすく伝わってきた。

アニメ版では、ターミナルドグマにいる巨人を当初「アダム」と呼んでいたカヲルだが、今回は「やはりこれはアダムじゃない」と、既にアダムではないことを勘付いており、設定に大幅な変更が加えられたことになる。また、ここで「黒き月」という用語も登場。「黒き月」という用語はTVシリーズでは登場しておらず、劇場版で登場した。これはもしかして、「貞本エヴァ」が劇場版と同じラストを迎えることの伏線ではないかと不安を感じる。

カヲルの元に辿り着いた初号機。その後の会話が、アニメ版に比べて大幅に追加されている。重要なことをペラペラと喋るカヲル。サードインパクト後に地球生命が「ひとつに結合して単体の生命になる」とシンジに説明。やはり、劇場版と同じラストを(以下、省略)

細かいところでアニメ版と変わってきていて楽しみだが、結局、TVシリーズ→劇場版の焼き直しを見ることになるような気もして、大いに不安だ。

それにしても今回の感想では、アニメ版との比較ばかりになってしまって、反省。

次回予告を見ると、来月号には載らないらしい。まさに“隔月”だ。

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